みやぎ模試について!その2
- 森田 哲

- 12 分前
- 読了時間: 4分
こんにちは。
今回は、みやぎ模試についての続きです。
受験から約2週間後に送られてくる、結果の見方についてです。
模試の結果を見て、
「B判定だったから大丈夫かな?」
「偏差値は足りているのかな?」
と悩む方も多いと思います。
実は、偏差値や判定には知っておいてほしいポイントがあります。
偏差値だけを見てはいけない
点数と偏差値の関係を表にまとめたものです。(新宮城教育が発行したものをもとに作りました)

この表には、各高校ごとに偏差値と得点、そして得点には「80%」「60%」という欄があります。
この数字は非常に重要です。
60%の欄に書かれている点数を取ると、その高校でB判定(合格可能性約60%)となり、その点数に対応した偏差値が受験者の偏差値になります。
一方、80%の欄に書かれている点数を取ればA判定(合格可能性約80%)となります。

例:泉高普通科は、みや模試で5教科で305点取ると、B判定がもらえます。そして受験者の偏差値は55となります。
一方で、341点を取ればA判定がもらえます。
A判定なら安心できる
もちろん、受験に絶対はありません。
ですが、これまで多くの生徒さんを見てきた経験から言えば、
A判定が出ている場合は、よほどのことがない限り合格できる可能性が高いです。
油断は禁物ですが、自信を持って受験に臨んでよいでしょう。
B判定は安心できるとは限らない
一方で、B判定は少し注意が必要です。
実はB判定にも幅があります。
例えば、A判定まであと少しという
「A判定寄りのB判定」
であれば、そのまま努力を続ければ十分合格を狙えます。
しかし、逆に
「C判定寄りのB判定」
だった場合は、残念ながら不合格になるケースも少なくありません。
僕の生徒でも、この判定で合格した人もいるにはいますが、不合格のケースもあり、確実とは言えません。
なので、本番までまだ時間がある場合は、必死になって勉強しないといけないです。
では、どちらに寄っているのかは何で判断するのか?

公式サイトの画像を拝借して加工したものです。
このように、合格可能性は横棒で表示されます。
安全圏まで伸びていればA判定、合格圏までならB判定、努力圏でC判定、再検討でD判定です。
画像の矢印が指すちょうど合格圏の真ん中が、「A寄りかC寄りか」のボーダーラインです。
この矢印のところより右に横棒が伸びていれば、基本的には合格できます。B判定でもこの矢印に達していなければ、不合格の可能性が高くなります。
同じB判定でも、中身は大きく違うのです。
偏差値は志望校より少し高めを目標に
このことから考えると、単純に
「志望校の偏差値まで届けばいい」
という考え方では少し危険です。
僕が目安としてお勧めしているのは、
志望校の偏差値より4程度高い偏差値を目標にすること
です。そのくらいの余裕があると、A判定が見えてきます。

また泉高普通科を例にすると、この高校でA判定を出すには、得点の80%のところに書いてある341点が必要です。
そして、この341点という数字は、偏差値59の得点の60%のところにも書いてあります。
前述のとおり60%のところにある点数を取ればそれに対応する偏差値が得られます。
つまり、泉高普通科に合格したければ、偏差値59を取らないといけないということになります。
本番では緊張やケアレスミスなどもあります。
だからこそ、「ギリギリ合格ライン」ではなく、「少し余裕のある学力」を身につけておくことが大切です。
最終判断は1月のみやぎ模試
受験が近づくと、「このまま受験していいのかな?」と悩むご家庭も多くなります。
僕は、一つの目安として、
1月のみやぎ模試
を重視しています。
この時点で、A判定、またはA判定寄りのB判定が出ていれば、その高校を受験することを基本的にはお勧めしています。
一方で、C判定寄りのB判定や、C判定以下であれば、志望校変更を勧めます。
ただし、保護者様及びお子様が、不合格になり滑り止めの私立高校に進むことになるリスクをわかっている上で挑戦したいと強く希望すれば、止めません。
なお、第二志望までなら、特別選抜で受ける場合の判定も出ます。

画像の青く囲んでいるところです。
横棒がないので判断が難しいのですが、共通選抜の判定がCでも、この特別選抜の判定がBで、合格できたケースも実際に僕の生徒であります。
共通選抜と特別選抜、少なくとも一方の判定がBであれば、合格できると考えます。
最後に
みやぎ模試は、単に偏差値を見るためのものではありません。
判定の意味を正しく理解し、自分が今どの位置にいるのかを知ることが大切です。
模試は「合否を決めるもの」ではなく、「これから何を頑張るべきかを教えてくれるもの」です。
結果が良かった人はその調子で。
思うような結果でなかった人も、弱点を分析し、次につなげていきましょう。
一歩ずつ積み重ねていけば、志望校合格は必ず近づいてきます。



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