【プロ家庭教師の視点】中高生の夏休みの過ごし方 ~受験にもつながる戦略的な夏に~
- 森田 哲
- 7月20日
- 読了時間: 2分
こんにちは!
いよいよ夏休みに入りましたね。中高生にとっては、勉強と休養のバランスをどう取るかが鍵になる時期です。今回は、「夏休みの過ごし方」について、家庭教師としての立場からアドバイスをしたいと思います。
◆宿題は「早めに終わらせる」ことが、最大の勉強戦略
夏休みの宿題、ついつい最後の1週間で一気にやる……という声を毎年耳にしますが、これは本当におすすめしません。理由は簡単。夏休み明けすぐに定期テストがある学校が多いからです。
テスト勉強に集中するためにも、宿題はできるだけ早い段階で終わらせておくのがベスト。7月中に7〜8割終えておければ理想です。8月後半は、自分の弱点補強や、苦手単元の復習に使えます。
◆中3・高3は「受験勉強専念モード」へ
特に中学3年生、高校3年生の皆さんは、宿題の量が少なめだったり、「受験対策に集中してほしい」という先生の意図で自由課題が多かったりしますよね。
であれば、今こそ受験に向けた本格的な勉強に時間を割くチャンスです。中3生であれば、1・2年生の復習を丁寧に進めることを強くおすすめします。今の時期は、「ちょうど前の学年の内容を忘れかけている」時期なので、復習には最適です。
◆ワークは「夏休み前に進めておく」のがコツ
特に中学生の皆さんに伝えたいのが、学校のワークは、夏休み前に慣れたところまでは一通りやっておくこと。こうしておけば、休み明けのテスト勉強がとてもスムーズになります。「夏休み明けはまだ先」と思っていても、あっという間に終わってしまうのが夏休みです。
◆健康管理も忘れずに
もちろん、勉強ばかりでは身体がもちません。水分補給をしっかりとって、熱中症にならないようにしましょう。特にエアコンを使いすぎた室内でも、意外と脱水症状になることがあります。1時間に一度はコップ一杯の水を飲むようにしてみてください。
また、夜型生活になりすぎないように、睡眠時間もなるべく一定に保ちましょう。
◆おわりに
夏休みは自由な時間が多い分、使い方ひとつで差がつく時期です。だらだら過ごせばあっという間に終わりますし、逆に計画的に過ごせば、学力は大きく伸びます。
「やるべきことを、余裕をもって、戦略的に」それが、プロ家庭教師として皆さんに伝えたいこの夏のメッセージです。
※このブログを読んで、もし学習の進め方に迷いがある方は、お気軽にお問い合わせください。夏からのスタートでも、しっかりサポートいたします!
P.S.
よし、新しい教材届いたぞ

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